閲覧いただきありがとうございます、ごじゃと申します。
今回は2024年10月25日にリリースされたARKのリメイクのARK: Survival Ascendedのサーバーの構築方法についてご紹介いたします。
なおARK: Survival AscendedもリリースされたばかりでNitradoのサポートも充実しておらず
手探りでの設定となっているため、ご了承ください。
またこちらの記事は、過去にARKなどでNitradoのサーバーを作成したご経験のある方向けの記事となります。
※Nitradoのサービスを初めて利用する、といった方は次の記事でNitradoのサービスの利用方法をご説明しているため
こちらを先に読んでいただくことを推奨いたします。
NitradoでARK: Survival Ascendedのサーバーを準備
まずはNitradoでASA(ARK: Survival Ascended)のサーバーをレンタルします。
今までのARKと違い、一番価格の安いサーバーで20スロット(今までは10スロット)まで参加可能になっていた点に驚きました。
ここは従来通り、スロットが多い=サーバのリソースが豊富(サーバー側の処理能力が強くなる=描画などが速くなる)になるため、予定している参加人数と予算次第で決めていただければ問題ないと思います。
Nitrado画面でのサーバー設定
サーバーの購入が完了したら、サーバーの設定を実施します。
画面左の「settings」→「general」より各種設定項目を入力し、入力が完了したら
画面下部の「Save Changes」を押下し、設定を反映させます。
(2024/02/23現在)
現在は難易度やワールドの各設定値も「general」から設定可能のようです。
オススメの設定値に関しましては、こちらの記事を参考にしてみてください。
テイム速度やブリーディングの時間などを調整する方法を記載しております。
また、設定後は再起動(Restart serverを押す)を忘れずに!
(2023/11/12時点)
現在、ASAのサーバーの詳細な設定(難易度以外の倍率系の設定)が画面上での設定は不可となっております。詳細設定が必要な方は後続で説明予定ですので、そちらを確認してください。
Server name | サーバー名。検索時はこのワールド名で出るため、設定必須。 |
Server password | サーバー参加時のパスワード。設定しないと誰でもサーバに参加できてしまうため 設定することを強く推奨。 |
Admin password | 管理者権限を得るためのパスワード。管理者権限が必要なコマンドも存在するため 設定しておくことを推奨。 |
Language | ゲーム内言語。日本語で遊ぶ場合は「Japanese(ja)」で設定。 |
Mapname | 遊びたいマップを指定。ARKは複数のマップが存在するため こちらから選択する必要がある。(現在はThe Islandのみ) |
Allowed platforms | Steam版とepic版でクロスプレイなどをする場合は、こちらの設定が必要。 |
サーバーの詳細設定方法(画面から設定 & .iniファイルを編集する方法)
(2024/02/23現在)
以前は「general」のメニューからこちらで扱っている数値が設定できなかったのですが
現在はgeneralから設定可能なため不要です。
一応、こちらの方法でも設定が可能ですので参考までに!
ここからは、私が実際にやってみて成功した方法をご紹介します。
ARKのワールドの設定は、「Game.ini」「GameUserSettings.ini」というファイルの設定を参照することで
テイム速度や採取倍率・子育ての倍率(赤ちゃん成長速度や刷り込み倍率など)をワールドに反映しています。
※ARKをソロでプレイしたことがある方(ASE・ASAどちらも可)は、自分で設定したソロのワールドの設定も同じ名前のファイルに保持されていることを確認できます。よかったら見てみると、ここがこの設定項目だと理解できます!
ファイルの場所の例(Steamの場合のファイルパス、「steam」より下を記載)
\Steam\steamapps\common\ARK Survival Ascended\ShooterGame\Saved\Config\Windows
Nitrado側で持つこのファイルを直接書き換えたらいけるのでは?と思い、書き換えてみたところ
成功しました!
ので、そちらの方法をご紹介します。
Nitrado上で上記のファイルは、「Settings」→「Config Files」より参照できます。
一旦私が利用しているGame.iniの項目はこちらになりますので
よろしければ設定値を変えてお使いください。
Game.ini
[/Script/ShooterGame.ShooterGameMode]
BabyImprintingStatScaleMultiplier=1 ;刷り込み後ステータス倍率(デフォルト)
BabyCuddleIntervalMultiplier=0.1 ;刷り込み間隔倍率(低いほど高頻度になる)
BabyCuddleGracePeriodMultiplier=1 ;刷り込み猶予期間(デフォルト)
BabyCuddleLoseImprintQualitySpeedMultiplier=1 ;刷り込みできなかった時のデバフ(デフォルト)
BabyImprintAmountMultiplier=4 ;刷り込み倍率
EggHatchSpeedMultiplier=6 ;卵の孵化速度
BabyMatureSpeedMultiplier=6 ;赤ちゃんの成長速度
MatingIntervalMultiplier=0.5 ;親生物の交配間隔
続いて、GameUserSettings.iniファイルになります。
こちらは前段の画面で設定した項目も反映されているファイルになるため
すべてを共有することができません(個人情報も含まれるため)が、
一部の設定項目をご紹介します。
こちらでご紹介する項目は、[ServerSettings]の下に追記してください。
GameUserSettings.ini
…
[ServerSettings]
…
XPMultiplier=2 ;経験値倍率
HarvestAmountMultiplier=2 ;採集量倍率
TamingSpeedMultiplier=3 ;テイム速度倍率
[ScalabilityGroups]
…
以上の項目を設定したところ、快適にプレイができるようになりました。
設定値は以前のARK: SurvivalEvolvelの時の数値を参考にしました。
参考にされる方はこちらの記事も見てみてください。
ASAになりクライオポッドが無くなったため、子育ての設定を甘めにしましたね。
(子育て時間を止めれない環境は社会人には時間的にきついです・・・)
以上がASAのサーバーの設定方法のご紹介でした。お役に立てれば幸いです。
また不明点やご相談あればお気軽にコメントやXにてご相談ください。
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